キャッシュフローを知る

 中古マンションの購入を考えてみればわかりやすいのですが、投資対象物件の生み出すキャッシュフローというものは、投資の成功、つまり大きなリターンに直結する、非常に重要な要素であると言えます。これからの将来において予想される収益をある程度細かく、性格に予想しなければ、物件の運用計画も絵空事になってしまいますので、甘く見積もったりせず、また逆に、過大にリスクを見積もって、なすべき投資を見逃してしまう、などということのないよう、「適正な」判断を行いましょう。

 中古マンションであれば、テナントが入っていることがあると思います。テナント、入居者の家賃の払いの程度は、キャッシュフローにおける収入部分のかなめですので、彼らの信頼できる程度について、入念にリサーチしましょう。保証人に問題はないか、補償会社は介在しているかどうか。結果、家賃の支払いに問題が見受けられなかった。とは言え、現状、家賃が非常に安価に設定されていたらどうでしょうか。あなたの見込んでいる運用では、現状の何割か高額な家賃設定をせざるを得ない、というのでは困ります。今、現状では、賃貸借の契約内容の条件がどう定められているのか、ということを把握しておきましょう。運営方法についてあれこれ考えを巡らせるのは、過去の現実を把握した後の、未来のことです。

 未来は楽観視できるでしょうか? 老朽化が激しく、賃料の値上げが必要になるのならば、その下降の動向を踏まえた予測が求められることになります。