キャッシュフローを確保すること

私が普段お会いしている個人投資家の半数以上は、証券会社や銀行など金融機関にお勤めの方たちです。また投資経験についていえば、不動産投資のほかに株式投資やFXなど、さまざまな投資を行ってきた方が全体の7割を超えると思います。

これまでは、たとえば株式などでキャピタルゲインを狙った投資を行ってきたわけです。

個人投資家も、事業家も、企業家も、儲かっているとき、景気のいいとき、絶好調なとき、には何の問題もありません。しかし、その次にどうするのか。

調子のいいときこそ、確実にキャッシュフローを生むものを手に入れるべきです。

ストックビジネスがいかに経営基盤を安定させるものなのか、キャッシュフローを毎月生むストックをいかいに少しずつでも積み上げていくことが大切か。

この国の経済成長は1%からよくて2%台程度。今後も低い成長率が長く続くでしょう。そんな中で、長期にわたって何倍ものキャピタルゲインを得られるような国内企業への投資はもう難しいでしょう。

キャピタルゲインを狙う投資ではなく、キャッシュフローが中心の投資が大事なのであり、不動産投資のようにストックを確実に、少しずつでも積み上げていくことが重要なのです。

日本経済の将来を考えると、まずは長期にわたる安定的なキャッシュ・フローを得ることを第一にすべきだと考えます。このことは不動産業界だけではありません。すべての業界や個人に共通していることなのです。

何よりもこの経済不況下において、会社を運営する上でも、個人の家計を維持する上でも、家賃収入というキャッシュフローのおかげで、非常に助かっているという会社や個人がいるのです。

これは今も昔も紛れもない事実と言えるでしょう。