運用計画

 デューデリジェンスで必要な情報を得た後は、それらのデータを踏まえた上で、自分はどのような運営をするか、あれこれと考えるものと思います。運用・運営、維持・管理のプランを立てておくことは、購入を決めた以降に行うべきプロセスの中でも、最重要項目の一つです。ここで、獲得した不動産のキャッシュフローの未来、将来が決まると言っても過言ではありません。

 リサーチし、計算を行い、計画を立て……と、まるでリサーチ会社の人間のなったかのようだ、多くの売買を繰り返して、デイトレードのように日々収益を生み出すうという方法ではいけないのか、そんな風に思っているかもしれません。しかし、不動産投資は、一方で、維持管理、運営によって物件価値を高め、利率を上げ、購入した時点の状態で生まれるキャッシュフローとの間に差額を生じさせることで、長期的・定期的な収入源を生み出すことができる、という非常に安定的な投資商品でもあるのです。

 運用と管理について、これまでのオーナーが採用していた方法についての情報を得たら、無駄な出費がないか、それは省いてしまうことができないか、というようにコスト削減の可能性を探るべきですし、あるいは放置されていた故障箇所について、引き続き放置するか、もしくは修繕コストを支払ってでも回復させて、そのことで得られるメリット(家賃収入の増額など)を重視した選択をするべきかということを検討しなければなりません。